■作品紹介
大学生の坂口は、自他共に認める女性慣れしていない大学生だった。福岡から上京してきた彼は、東京の大学生活に馴染めず、孤立していた。人見知りでコミュニケーションが苦手な坂口は、ネット上では強気な発言もできるが、現実では女性と上手く話すことができない。特に大勢が集まる飲み会などは苦手で、いつも1人で過ごすことが多かった。そんな坂口が、ある日のサークルの飲み会で出会ったのが、米田まみだった。清楚でおとなしそうなまみは、坂口に優しく話しかけ、二人は意気投合する。まみは、坂口が女性と話すのを苦手としていることに気づき、親切に会話をリードしてくれた。「あれ、この子、俺のこと好きなんじゃないか?いやいや、そんなわけないか...でも、もしかしたら...」坂口は、まみに恋心を仄めかされるような出来事があり、胸を高鳴らせる。女性と関わることに不慣れな坂口にとって、まみの何気ない行動や言葉は、彼の心を揺さぶるのだった。

■サークル名:ヒマンボーイ

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