■作品内容
「俺」はとあるエロRPGのソシャゲにハマっていた。このゲームのSSR(最高等級)キャラは強いだけではなくビジュアルもエロシーンもドスケベで最高だ。だから新しいキャラが実装される度に課金をしてはガチャを回しまくり、そして手に入れたキャラで毎日シコりまくっている。―――だがガチャというのは運が絡むわけで,,,,,,,,,,,,,,「ふざけんな!またコイツかよ!」画面に映し出されているのはSSRとは程遠いモブ顔の女ども。最弱で見た目もエロくない、いわゆるハズれキャラだ。そもそもエロシーン自体こいつらにはない。あった所でモブ臭くて抜けないが。そしてそんなモブどもの中で、俺が特にムカついてるのが’コイツ’だ。「うぜぇ……この’見習い魔法使い’とかいう奴だけやたら出すぎだろ」「は?ていうか……9999凸!?」ウザいくらい出てくるこのモブはいつの間にか9999凸に達していた。※凸:同じキャラがダブると上がるランクで普通は強くなる。ガチャでハズれる度に見るせいで俺はこの女がとにかく嫌いだ。見た目は地味だしもっさりしてるしそのうえ9999凸した所で戦闘力はザコ。ドスケベSSRを手に入れる過程で何度も見るこの顔が憎たらしくて仕方ない。売却とかあれば今頃こんな奴売り払ってやるのに………っと、モブキャラのステータス画面をみてると……そこには本来ないハズの「エロシーン」のボタンがあった。

■サークル名:すぱいらる






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