■作品内容
入社六年目。それなりに経験を積んで、そこそこ仕事をこなせるようになった俺は、北条美衣奈という新人の教育係を担当することになった。美人でスタイルがよく、おまけに愛嬌もあるので、男性の同僚からは絶大な人気を誇っている彼女だが……ちょっと抜けているところがあったり、先輩(俺)に対して小生意気な態度をとったりするので、正直けっこう手を焼かされていた……。そんなある日の仕事終わり。北条からにこやかに誘われる。「せっかくの金曜日ですし、よかったら一緒にご飯でも行きませんか?」「えぇ……」「む、なんですかそのリアクションは。かわいい後輩からのお誘いですよ?もっとテンションを上げてください」「だって、残業代も出ないのに、おまえの相手をしなきゃいけないんだろ……?」「ず、ずいぶんな言いぐさですね……」と、そんな感じで渋る俺に対して、北条はしつこく食い下がり、「一緒に食事に行くか、一緒にお酒を飲むか、ふたつにひとつです」「実質一択なんだよなぁ……」俺は仕方なく承知する。もはや断るほうが面倒だったし、後輩に熱心に誘われて、正直悪い気はしなかった。しかし……なんと場所は居酒屋じゃなくて……うち!?北条の巧妙な策略にハマり、なぜか俺の家で宅飲みすることになってしまう。しかも、酔っ払った北条は、ここぞとばかりに生意気な態度をとってきて……

■サークル名:ペンギン千番地






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