■作品内容
舞台は昭和5X年の架空の京都。進駐軍と街娼の間に生まれた誠司は、その出自ゆえに幼少より過酷な運命を背負い、茨の道を歩み続けてきた。それでも、彼はひとり娘の幸子を心の支えとし、全てを捧げて育て上げた。幸子もまた、父を心から慕っていた。母と父と娘。傍目には、絵に描いたような幸福な家族そのものだった。しかし、母の死を機に、ふたりの関係が静かに、しかし確実に、崩壊を迎えていく。

■サークル名:倫理がない





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